【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第3章 黒子のバスケ✿木吉鉄平「低気圧」
「き…着替えは?!鉄平の大きさの服なんてうちには無いよ?!!」
「じゃじゃーん!こんな日のために一式用意してきましたっ」
「じゃじゃーんじゃないよ!帰っていいよ!」
ただでさえ抜けてる鉄平はなぜ今日に限ってしっかり準備してきているのか。は鉄平の鞄の中のものを全て広げ、忘れものがないかと粗探しを始める。
「携帯…財布…シャツ…ズボン…靴下…タオル…歯磨きセット…コンドーム。………ねえパンツは?」
「あれ?入れ忘れたかな?」
「帰ってよし」
「今日はそんなに汗掻いてないから1日そこら問題なしっ」
にこにこっと笑って帰ろうとしない鉄平に反論する気すら失い、再びテーブルに向き変える。
「しょうがねぇなぁ。素直に甘えられないの為に分かりやすく秘伝忍術を授けよう」
「いらんわそんなもん」
そう言いつつも鉄平はの分からないところを丁寧に解説し、は真剣に聞く耳を立てる。その後、夕ご飯を振る舞い、お風呂のお湯が貯まるまでバラエティー番組を見ながら過ごした。
~♪
「あ。風呂が沸いたみだいだな」
「……一緒に入る?」
「もちろんっ」
脱衣所で服を脱ごうとすると鉄平はの可愛らしい唇や頬に軽いキスを落としていく。唇が離れると飢えた狼のような目をぎらつかせ雄スイッチが入ったことを知らせた。