【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
「う~ん…。すぅ……すぅ……、伊達しゃんの匂い…好きぃ…」
匂いを嗅いできたはとても心地よさそうな声を出す。
伊「(離れたくねえぇえ…!!!)じょ…嬢ちゃん。汗臭いだろ?テニスしてから風呂入ってねぇし、着替えてねぇし…」
「ううん…。すごく…安心するぅ」
伊「………。(俺の理性、カムバック)」
伊達は心の中で全力で叫び、の細い身体を抱きしめる腕の力が強くなる。顔の横にあった柔らかい髪が頬に触れ、テニスで触れ合った時に感じた匂いを強く感じる。
伊「(すげえいい匂い…。バーベキューの炭の匂いも交じってるが、内側から…フェロモンみたいのを感じる…)」
「伊達しゃん…」
伊「ん?どうした…?」
少し沈黙を置き。
「……私のこと…、抱いてくれますか…?」
伊「…なっ」
それは異様なほどはっきりと聞こえて、呂律が回ってない口調に伊達はドキリと喉の鳴らす。密着していた体積を離していくと思うように簡単に外れて、スヤスヤと目を瞑っている顔が目に入った。
伊「ふん。驚かせやがって…。これで俺の夢見も終わりかな」
「…」
伊達は寝息を立てるの柔らかな髪を撫で、顔を近づけようとしたが……奴らの言葉を思い出して思い留まる。
伊「嬢ちゃん……。嬢ちゃんは少しでもいい夢、見てくれよ」
静かに部屋の扉が閉まり、が目を覚ましたのは…程なくしてだった。