• テキストサイズ

【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」


心の声はしっかり伊達に届いていたようで、二人の方向に目を見やる。

伊「お前ら…。今の声、完全に届いてたからな」

諸「伊達ばっかりずるい…」

降「さりげなく手ぇまわしやがって…」

それを尻目には「伊達しゃん。こわいよぉ」と甘く怯えた声を鳴らし、伊達はの小さな頭を撫でる。

伊「あ~よしよし。じゃあ恐いお兄さんがいないところに移動するか。抱っこしてやる」

「うんっ」

伊達はを軽く抱え、お姫様抱っこをする。降谷と諸伏はまだ少し納得していない表情を残し、忠告する。

降「伊達…。酔いが醒めるまで手を出すなよ?地獄を見る前に正々堂々と勝負しろ」

諸「二人に連絡しておくな」

伊「あ~もう勝手にしろ。降谷、袋はもらっておくぜ。サンキュ。じゃあ非モテの俺は少しだけ非日常の世界を楽しんでくるぜ」

そういって伊達は階段を上がり、一番奥の部屋での身体をベッドに寝かせる。

しかしベッドに寝かせて身体が離れたのはいいものの、は伊達の服を握ったままであり、伊達は苦笑いをこぼす。

伊「嬢ちゃん。服掴んだままだったらタオル取りに行けないだろ…」

困った顔を向ける伊達に対しては熱っぽい視線で対抗し、ジィっと見つめる。

「ここにいて?」

伊「すぐ戻ってくる。どうしたらこのお手手、離してくれるんだ?」

掴んでいる手に指をさすと、は「ギューして?」と理性を掻き立てるように追い打ちしてくる。

伊「(くっそ可愛いな…。)ギューしたら離してくれるのか?」

伊達はの身体を少し浮かして、背中に腕を回す。

するとは首筋の方に顔を埋めてきて、スンスンと匂いを嗅いできた。
/ 1227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp