【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
考え込んだ顔をしていると、背の高い伊達が訝しげに顔を覗き込んでくる。
伊「嬢ちゃん難しい顔してどうした?」
「あ、いえ、その…」
松「そういや全部か分かんねーけど、着替え入った荷物もってきてたぜ?」
その発言に諸伏はピクリと反応し、穏やかじゃないオーラを醸し出す。
諸「お前また勝手に覗いたのか?」
松「あ?覗いてねえって。ブツを確認しただけだ」
諸「女の子の荷物を勝手に覗いて……。お前は図々しというか、初めて会ったときから…」
何か揉め事になりそうな瞬間、降谷は「ヒロ」と二人だけの相性で呼び、諸伏は収まったように震えあがった拳を下げる。
萩「ねえねえ、ちゃんって東京都なんだってね。諸伏から聞いたんだけどさ、○○区に一人で住んでるの?」
萩原は場の空気を変えるようにに話し掛ける。
「いえ…。学校は○○区ですけど、住んでるのは××区です」
萩「え!ってことは、松田と同じじゃん!何もないところだけど良いところだよね~」
松「何もねえって…。まあ何もねえけど住むには快適な場所だろ」
「そうですね。生まれも育ちも◇◇なんですけど、なんだか似た雰囲気があって住みやすくて良いところなんです」
伊「ほう。嬢ちゃんは◇◇県産か。兄弟はいるのか?」
「年の近い兄がいます。今年で22歳なので、皆さんと同じくらいかと」
そういうと5人は一瞬黙り込み、一旦おいて各自で納得したように頷く。
萩「お兄さんは実家暮らし?」
「はい。県内で消防士をしてるんです」
((((( 同業者じゃなくて良かった… )))))
男どもは内心ほっとしつつ、酒が進み肉を食べながら、への質問攻めは止まらない。
準備があるからといって萩原と松田は席を外し、喉が渇いたは虚ろな目でテーブルにあったグラスに手を伸ばす。
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