【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
そんな様子もお構いなしに松田は「肉焼いちまうぞ~」と煙を立てる。言わんばかりに降谷は野菜とトングを持ち…。
降「こら。まず火の通りにくい野菜から焼くんだ」
学校時代の懐かしい情景が広がるようにガヤガヤとし出す。
萩「そんな鍋奉行みたいなこと言いなさんな。好きなものからジャンジャン焼いていこう~」
伊「ビールもキンキンに冷えてるぜ。嬢ちゃんもそこに突っ立ってないで、ここに座って」
諸「これ、アルコール濃度の低いちゃんのチューハイ。さ、乾杯だ…!」
降「お前ら好き勝手に……。もう、今日は飲んでやる…!」
「「「「「「かんぱ~い!」」」」」」
も交じってグラスを鳴らし、冷えたアルコールを喉に流し込む。
萩「く~っ、やっぱキンキンに冷えたビールは最高だね!」
松「まったくだ。萩原、ジャンケンで負けたんだからあんま飲み過ぎんなよ」
萩「一杯だけ。ちゃん、このあと花火予定してるんだ。楽しみにしててね」
食事を食べて終わりではなく、魅力的な話には目を輝かせるも控えめな声を上げる。
「良いんですかね…。私が参加しても…」
伊「今更遠慮すんなって。俺たち明日で帰っちまうがそれまで付き合ってくれよ。部屋も3つあるし、酒飲ました嬢ちゃんを一人にさせたくねえしな」
諸「そうそう。悪い虫もたくさんいるしね」
降「山の中だから獣が出る可能性もあるしな。今日はここで宿泊して行ってくれ」
(…そうだよね。今更あっちに戻れないし、泊まるお金もバスに乗るお金も持ってないし…)
専門学生で一人暮らしを始め、実家にいた時よりもお金のありがたさを常々実感する日々。