【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
「あの…、こんなところで待機してていいんでしょうか。せっかく皆さん集まって、久しぶりの休日を楽しまれているのに…」
は向かいの椅子に腰を掛け、居心地の悪そうな顔をする。
諸「あ~…あのときゼロが彼女たちに言ったことは気にしないで。あれはただ他の子に邪魔されたくなくて、ちゃんはそのまま居てほしいというか…。あ、そうだ。アイツらがいないうちに連絡先交換しない?」
「…あ、そうですね」
諸(良かった。これでまた会える。でもまあお金が目的じゃないしそれ以外に会う理由なんて、俺には未だ言えそうにないし…)
携帯アドレスを交換し、は相当金額を気にしている様子で「念のため電話番号とか…住所も…」と驚いた発言をし出す。
諸「い、いや…さすがに住所はまずいよ。住んでるところは気になるが…。俺は東京だけど、ちゃんは?」
「私も東京です。○○区の専門学校に通っていて…」
諸伏は話を逸らして、話題を膨らます。
諸「へえ、俺も仕事であの辺たまに通るよ。あの辺緑がいっぱいあっていいところだよな。もしかしたらどこかですれ違っていたかも」
「世間って意外と狭いって言いますしね。そうかもしれません」
諸「ちゃんの特技は走ることで、趣味は何かあるの?」
「友達と食べ歩きですね。スイーツの。専門学校で仲のいい子が二人いるんですけど、その子たちとよく人気のスイーツ店を並んで待ったりして…。諸伏さんは甘いもの、お好きですか?」
諸「チョコレートは仕事の合間に食べるかな。ケーキとかは食べる機会は少ないが、甘いものは結構好きだな。この前スイーツ特集でみたんだけど、鉄板で作る…名前は何だったかな…」
食べ物の話になるとの目は輝き出す。
「☆#%アイスクリームですよね! 並んで食べましたよ。トッピングも可愛いですし、味も美味しいですし…、こんな暑い日はアイスですよね~」
諸「食べものの話したらお腹減ってきたな…。ちゃんってビール飲める?」
「いえ…まだ口に合わなくて。アルコール濃度の低い缶のチューハイなら、友達と20歳になった記念に飲みましたけど」
諸「そうか。俺もビールより焼酎の方が好きなんだ。ビールって独特の味するよな」
二人は和やかな会話を楽しんでいた。