【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
呑気にアイスティーを楽しんでいるみづき。それとは対照的に沈んだ顔を見せ続ける雄星。どうやら降谷のカンは当たりそうだと予期する。
降「雄星さん。そちらの同伴者も含めて話をして良いということですか…?」
降谷にそう聞かれ、雄星はコクリと静かに頷く。
降「では早速ですが…、彼女と直接会えたとして許してくれると思いますか?」
雄星「…いえ。それはないと思います……。俺の顔なんてもう見たくないほど、深く傷付けてしまいました…。俺が……みづきと、」
雄星はポツリポツリとそれらしいことを話し、降谷は黙って聞く。みづきはそれを止めるわけでもなく、次第に落ち込んだ表情を見せる。
雄星「──だから、ご迷惑じゃなければのこと頼めませんか?お金は少ないけど用意しました。図々しいのは分かってます……。けど俺じゃ…よけいに……」
降「事情は分かりました。お金は入りません。ただ一つこちらとしても言っておきたいことがありまして、…さんはアナタ方が言っていたことについて何も話していません」
雄星「……え?」
降谷は推理好きということだけを話し、自ら勝手に自爆した雄星は言葉を失ってしまう。
ただ「そうですか…」と呟き、の荷物だけ置いて深々と頭を下げて部屋を出て行く。ペラペラと喋っていたみづきは急にしおらしくなり、頭を下げて出て行ったのであった。