【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
みづきの何食わぬ発言にピシャリと音が止まったのは一瞬。前に座っていた松田はくつくつ笑い出す。
松「アンタの言う通りここは男だらけだ。幽閉してるって考えも起きるわな」
みづき「ちゃんみづきより全然可愛いですもんねぇ~。手足長いし、肌も綺麗だし、髪の毛も艶々してて、モデルさんみたいに可愛くってぇ。でも、みづきは全然身長低いし、胸が大きいから太って見えちゃうし、化粧しないとお肌も見せられないし、どんだけみづきが努力しても可愛くなれなくってぇ…」
松田の一言の反応に対し、ネガティブ発言を連呼するみづき。松田のイライラ度が上がっているのをみた萩原は我慢できずに口元を抑え、伊達に肘打ちを食らう。
みづき「あ、ごめんなさい…。みづきの話ばっかりしちゃって…。あの、お名前なんて言うんですかぁ…?」
松田のイラついている雰囲気が分かったのか、テーブル席にいた萩原と伊達の方に声を掛けるみづき。
萩「俺は萩原っていうんだ。みづきちゃんって彼氏いるの?」
みづき「いえ、結婚してるんですぅ。と雄星くん、うちの旦那様と部活動の仲間と一緒に遊びに来ていて…」
萩「へえ…ちゃんと同い年なら20歳でしょ?若いね~。ここの結婚指輪はキャンプ場で無くしたら困るから付けてないの?」
みづき「えぇ…そうなんですぅ。たった一つの宝物だから…」
萩「ふ~ん、そうなんだぁ」
入れ替わるように降谷がやって来て、二人の前にアイスティーを置く。
降「アイスティーは甘い香りを楽しむだけでなく、カフェインとアミノ酸の一種が含まれているのでリラックス効果がありますよ。遠慮しないで飲んでください」
相変わらず雄星は俯いており、降谷に飲み物を勧められてようやく動きを見せた。