• テキストサイズ

【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」


リビングには降谷、伊達、萩原だけになり、伊達が口を開く。

伊「それで降谷。あれだけ聞いて何かわかったのか?」

萩「彼氏と喧嘩したっていう割には重そうな感じだったけど」

降「まず初めに…、彼女の顔を見たとき涙痕と下唇が赤くなっているのに気が付いた。お前らも気付いていると思うが彼女は弱みをあまり見せたがらない性質だ」

萩「うん。それなら俺も分かった」

伊「下唇が赤くなったってことは、言いたいことがあるのに言えないっていう感情を抑える心理ってことか?」

降「おそらく強い怒りや悲しみ、悔しさが混在したサインだろう。それでさっきの質問でほぼ確信した」

伊「なんだ?それは…」

降「……彼氏くんはもう一人の女と浮気している、ってね」

萩「浮気かぁ…」

降「高校時代から一緒でその男と結婚。違う夢に向かって歩き出し、お互い社会人になって時間も限られ、こうして集まるんだから仲だっていいはずだ」

伊「それでやっちまったってわけか…。しかもここに来てまで。でもそりゃ仮定の話だろ?他に考えられることは…」

降「その時の快感が忘れられなかったんだろう。おまけに付き合ってる彼女は貞節だし、一度やれば二度も三度も同じ。男はやりたい生き物だ。罪悪感はあれど深みにハマる…」

萩「蟻地獄か…。あ~だとしたらちゃん、相当ショックだろうな。友達と彼氏がやってたなんて…」

伊「つうか、その女ってのは恐ぇな…。男は性欲にしろ、女も性欲だっていうのか?」

降「ん~、実際会って見ないと分からない。おそらく自分に自信がある子だろう。天文部の紅一点だった子がさんを呼んできた理由は分からないけど、彼氏くんと…きっと二人で来るだろうね」

降谷のあくまで過程である推理話を聞き、伊達と萩原は思わず納得するように深く頷いたのであった。
/ 1227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp