【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
萩「っく~!やっぱキンッキンに冷えたビールは最高だね!これに勝るものはない!」
伊「全身に染み渡るぜ~」
松「待たされたんだからな。美味くなきゃ困る」
それぞれワイワイとやっており、甘くて飲みやすい少しアルコールの入った冷たいチューハイを喉に通す。するとすぐ隣に座っていた諸伏は、少し心配したように顔を向けてくる。
諸「ちゃん…、お酒飲んだことある?」
「はい、少しだけなら」
諸「じゃあお酒はそのコップだけね。ちゃんの赤くなった顔、こいつらに見せたくない」
二人だけの世界に入ったように見つめ合っていると、早速横やりが入る。
萩「はい、さっそくノロケ発言いただきました~」
降「おいお前ら…。明日運転しないからって飛ばし過ぎだぞ」
伊「お前ら…この後準備しに行くんだろ?そんなんで大丈夫なのか?」
萩「大丈夫だいじょ~ぶ」
暫くしてから萩原と松田は準備があるからと途中で席を外し、残った三人と共にご馳走を頬張る。
降「さん。これも焼けたけど食べる?」
「あっ、…ありがとうございます。降谷さん、ちゃんと食べられていますか?良かったら私、代わりますけど…」
降「ちゃんと食べてるよ。さんは諸伏の隣にいてあげて。寂しくなったらいつでも俺のところに来て良いけど」
サラッと口慣れたような言葉を口にした降谷に対し、諸伏は酒の入ったグラスを持ったまま降谷に詰め寄る。
諸「ん。ゼロ…。今の発言…」
降「幼馴染なんだから冗談くらい解れよ。ヒロ、嬉しいからって飲み過ぎだ。目が据わってきてる」
諸「ゼロぉ…」
降「もう分かったから。俺に抱き着くな」
諸伏はアルコールの回った顔を見せ、降谷と楽しそうに小突き合っていた。