【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
諸伏たちの泊まるコテージに戻るとバーベキューコンロの準備は出来上がっており、肉や魚介、彩りの良い野菜が炭を燃やして焼かれていた。
降「おかえり。ヒロ、さん。二人のその顔見て安心したよ。おめでとう」
「えっ…、顔……」
降谷にふわりと微笑まれ、先ほど諸伏とキスしたことが過って全身が熱くなる。
萩「ちゃん照れてる~。可愛いなぁもう。諸伏、断言したんだからちゃんのこと絶対泣かせんなよ」
萩原はへらへらと笑って、肘でぐいぐいと諸伏の脇腹を突いている。
諸「ああ。絶対に悲しませるようなことはしない」
松「見せつけてくれちゃってよ…。いつまで手ぇ繋いでんだ?」
松田は椅子に深く座って、呆れた声を出しているがニヤニヤ口元が笑っている。
伊「いいだろ、それくらい。ささ、お二人さんどうぞこちらの席へ」
伊達は屈託のない笑みを浮かべ、並んだ席へと案内する。
「あ…ありがとうございます…」
先ほどの出来事が吹き飛んでしまうくらい歓迎ムードに出迎えられ、それぞれ飲み物を手にする。
今日会ったことは忘れていないけど、いつまでもくよくよした顔を見せられないと俯き加減の顔を少し上げる。
伊「それでは俺たちの休日と、諸伏と嬢ちゃんのご多幸を祝祷して…乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」