【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
雄星は付き合ってからも皆の前ではイチャつくようなことはぜす普通に話し、誕生日やイベントの日には雄星の方から誘ってきてサプライズなどもしてくれた。
何だかんだで私は尽くしてくれる彼に結構惚れ込んでしまい、高校卒業してから別れるのだろうかと不安で泣きそうな日もあった。
雄星「結局、俺たちが3年になっても誰も入らなかったな~」
弦「これで天文部も廃部か」
宇汰「寂しくなるね…」
みづき「あのね…、みづきからの提案なんだけど。卒業してもみづきたちだけで観望会やろうよ!大学や職場の環境もあるだろうけど、そう出来たら嬉しいな~って思ってて…」
雄星「いいなそれ!俺はノッたぞ」
「私も参加したい!」
宇汰「僕も!」
弦「なら全員参加ってことだな。天文部同好会は永久に不滅だ!」
託すものがいない部室を片付け、新たな5人だけの同好会が結成される。足の怪我は完治したけれどあの星空は忘れられなくて、仲間たちの美しい思い出をとっておきたくて、雄星とまだ離れたくなくて…。
雄星「え…、お前…高校で別れると思ってたの?何つーかごめん。もっと早く気付いてやれれば良かった…」
「ううん。私の方こそ…。なんだ、よかった……よかったぁ…」
雄星「な…泣くなよ。でもそれだけ俺のこと好きでいてくれてありがとな」
数少ないキス。
私たちは悲しみを埋めるように唇を啄み合って、初めて少しだけ理性を外しかけた日だった。