【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
管理棟でチェックインの手続きを済ませるため、降谷と萩原は車から降りて行ってしまう。松田はおもむろに煙草を取り出し、ライターで火をつけ車内でふかし始める。
「げほっ…」
松「あ?…悪ぃ…」
「あっいえ…げほげほっ、水が…美味し過ぎて……」
伊「気管に入ったか? 大丈夫か?」
「すみま…せん…けほっ」
松「あ~」
煙草をふかしたタイミングでは丁度良く、スポーツ飲料を口にしたらしく咳き込んでいる。松田は罰が悪そうに返事を返し、携帯灰皿に吸ったばかりの煙草の火を消す。
伊達はの背中を落ち着くまで軽く擦っている。
伊「嬢ちゃん、ドジっ子なんだな。靴の紐は切れるし、気管に入れちまうし…手ぇ焼きたくなっちまう」
松「ただ落ち着きがねえだけだろ。まあ…あんなところに倒れてて、発見してくれた諸伏に感謝するんだな」
「あ……お礼…」
伊「しかしまあよく見付けたもんだよな。本当に良かった良かった」
伊達はぽんぽんと子供を甘やかすように頭を撫でる。
チェックインを済ませた降谷と萩原が戻ってきて、彼らが宿泊するコテージの敷地内へと車を止めた。