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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第51章 呪術廻戦✿夏油傑「家庭教師」


ドキッと脈が跳ねて体がこわばる。
傑くんから感じるオスの匂い。

「っぅ……」

性的を意味するかのような手つきで顎に触れ、首筋へと流れていく。
鎖骨を撫でて耳元をくすぐり、甘噛みしてくる。

「が好きな方、選んでいいよ」

健全か、不健全か。
傑くんは露骨なまでに性的な表現で攻めてくる。
女の体を求められている。
でなければ恋人にもならないし、傑くんの道徳にも反すると言っていた。

──キスなしで、好きな方を選ぶ。

傑くんだけじゃない。
自分の中でも健全なお付き合いから始めるのではなく、そっちばかり考えていたのを見透かされている。
傑くんの気持ちも、私の気持ちも同じ。

「ぐ…。具体的には、なに…するの…?」

傑くんに深くまで触られたい。
自分の知らない未知なる感覚を教えてほしい。
知識だけのエッチしか知らないけど、お互いの体に触れあって、繋がったりして、愛情の大きさや質をはかったり、数ある一つの方法として性行為が存在すると思いたい。

「それは秘密。に与えたのはその二択」

答えは決まっている、けど恥ずかしくて一歩踏み出せない。
なんて言えばいいんだろう。
そのまま「エッチしたい」と言えばいいのだろうか。
うーん、それだと日本人らしい奥ゆかしさがないというか、もう少し恥じらった方が良いのかとか、余計なことを考えてしまう。

直接言われたら恥ずかしいけど、傑くんにならエッチな子だと思われてもいい。
百歩譲って変態でもいい。
だけど、ビッチや淫乱だとは思われたくない。
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