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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第50章 ハイキュー✿西谷夕「チェンジ♻」


体育倉庫にモップを片付けに入ると、西谷は急に扉を閉めた。その行動にドキッとしたけど、相手が自分の姿だったから恐怖は不思議と感じなかった。

「なにしてんのよ。退けて」

「答え聞くまで通さん」

「は?だから言ってんでしょ。アンタみたいなチビ、あり得ないって」

そう。
西谷なんて好きじゃない。
そう思わなきゃやってらんない。

だって西谷は、私のことなんて何とも想ってないんだから。

「俺には…恋の駆け引きはできねえ。けど、お前が強がってんのは前から知ってた」

「なによそれ。うぬぼれないでよ…っ」

「見るつもりはなかったけど見ちまった。が俺の写真持ってたり、したのを…」

「………え」

西谷が生徒手帳を出してみせた。
その中にあるもの。

思い出して西谷から奪い取い、真っ赤な顔で睨み上げた。

「サイッテー!!人の持ち物見るなんてっっ」

「仕方ねえだろ!!見ちまったもんは見ちまったんだからよォ!!そんなもん持ち歩いてんのに、告白して拒否られる方がよっぽど意味分かんねえよ!!」

「アンタが勝手に告白してきたんでしょ!!知ってて告白してくる方がよっぽどサイテーよ!!」

「知ってて告白すんのが何が悪いんだよ!!そんなもん頼る前に告っただろ!!あの日俺たちが学校出て、そんなもん見るヒマ俺にあったかァ!!?」

「っ……、」

言われてみればそうだ。
階段から落ちて気絶して、ビンタして気絶して、状況説明してから保健室を出ていって、そんな暇…なかったかもしれない。


「入れ替えちまったこの身体でいうのは不服だが、お前を抱きたいほど好きだ。このデッカイ身体だけじゃねえ……、俺はの魂に惚れてんだよ!!!」

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