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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第50章 ハイキュー✿西谷夕「チェンジ♻」


冗談言わないでくださいよ、と笑い飛ばせばいいのだろうか。

この人達は縁下のように味方になってくれるだろうか。
それとも病院に差し出すような敵になる得る存在か。

「………、」

沈黙を作って、私が口を開くのを待ってくれている。


コンコン…


菅原「ん?誰だべ」

立ち上がった菅原がドアを開けると、そこには縁下との姿をした西谷が来ていたのだった。

縁下「──…先輩たちが西谷を呼び出したのを目撃して、もうこれ以上は誤魔化せないかと」

菅原「??その子は……」

澤村「女子バレー部の、だったよな。道宮から聞いてる。うちのバレー部で断トツ背が高くて、サーブは速くて重くて沈み込むからピカイチだって」

東峰「ああ、俺も知ってる。可愛…ぁ…いや、すごい上手な子がいるって注目してたから…」

澤村「とりあえず中に入って。3人の話を聞こうじゃないの」

それから縁下は「入れ替わり」のことをありのまま話した。

最初は信じがたいと顔をしたが、西谷…じゃなくて私の肉体にいる西谷に質問をしたり、言動や仕草などで信ぴょう性が高まっていく。

菅原「うひゃ~…。こりゃたまげた!」

縁下「信じてくれますか?」

澤村「信じるもなにも……、西谷本人でしょ。信じるしかない」

東峰「よかったあ~。幽霊の怨念じゃなくて」

西谷「怨念???」

信じてくれた仲間が3人増えた。
心強いとされる3年生組。

菅原「階段で心と体が入れ替わっちゃうなんて、アメイジングだな!階段は危ないから、ほかに強い衝撃を与える方法を考えないと…」

東峰「なにも強い方法だけとは限らないかもよ?案外、キ、キスとかそーいうので…」

澤村「ロマンチックなこと言うのね、旭。でもまあ色々試して見るしかないでしょ。俺たちも全面協力するからさ。このままだと来月の期末にも響くでしょ。その身体じゃ……ねえ?」

西谷の学力を知っているかのような目。

実際に点数を見たわけじゃないが赤点常連組だと…聞くレベルなのは知っていた。
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