【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第50章 ハイキュー✿西谷夕「チェンジ♻」
1時間目が終わってポケットの携帯が震える。
見えないように机の下で開き、西谷からのメッセージだと気付く。
「ちょっと顔貸せ」と階段裏まで呼び出され、早々に顔色を窺われた。
「おまえ…。ちゃんと朝飯食ったか?」
「食べたよ!!アンタのお母さんが美味しいご飯作ってくれたから、残さず全部食べてあげたわ!」
「だっろォ!?やっぱかーちゃんの飯はサイッコーに美味いよなっ!!おまえのかーちゃんの飯もメッチャ美味かったからおかわり一杯した!!」
「ちょ!!そんなに食べたら太るじゃん!!」
「太る量でもねえだろ~?朝、ここまで軽く走って腹減ったからパンも食った!!」
「はああ!!?また食べたの!?しかもバスじゃなくて、あの距離走って登校したのォ!?」
教室では上手くやっているかと思ったけど、色々と人の身体でやらかしてくれちゃってる。
まったく油断も隙もありはしない。
「そんなに動いたら、私の身体壊れちゃうじゃん!!」
「だーかーら、言われた通り以上のストレッチもマッサージもしてるよ。おまえの身体だけど俺の全神経と繋がっている!!勉強は人より劣るが、自分の体調くらいは人一倍分かるのだ!!」
「確かにそうだけども……。ってゆうか、アンタちゃんとブラしてる!!?」
「あぁ?」
まさか、とは思った。
ふと大きな胸に目がいったときに気が付いた。
柔らかい胸を触って確信する。
「ほらやっぱり!!付けてないじゃない!!このヘンタイ!!!」
「ああ?ブラって……。だから妙にぽよんぽよんしてたのか」
「ちょっとここで待ってて!!すぐ戻るから!!」
争っている時間が惜しい。
急いで教室に戻って、テーピングがあったからそれをもって戻る。
ブラジャーを用意する暇はない。
少し考えれば別の方法もあったけど、今の私にはこれしか思い付かなかった。
「な、なにすんだよっ!!ここ学校だぞ…!?」