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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第50章 ハイキュー✿西谷夕「チェンジ♻」


咄嗟にでた、西谷の姿をした(の)女じみた行動に違和感丸出しの三人組。

(言った側からやってしまったァ~~!!!)

横をみるとの姿をした西谷がニヤッと笑う。
腹の立つ顔にムカッとして、何事もなかったかのように壁にしていた縁下の前に出る。

「いやあ~参った、参ったァ。リハビリがてら身体が動くかどうか、縁下ぁ~…じゃなかった。力に見てもらってたんだよ、なあ!!」

話しを合わせろ!!というように縁下の肩に腕を回す。
行動は男らしく大胆に、だ。

チラリと西谷を見やると悔しそうな表情をしている。

縁下「あ…あぁ。西谷が調子みてほしいって」

日向「な~んだっ、そうだったんスか!!」

田中「てっきりノヤっさんっぽくない行動に一瞬ドキッとしたけど!!」

影山「足の痛みとか練習に支障ないっスか?」

「ああ、見てみろォ!!この通ォ~り!!!」

日向「おお~っ!!いつものノヤっさんだ!!」

軽快に上にジャンピングして身体は問題ないとアピールする。
疑われたら元も子もない。

(悔しいけど、西谷に成りきってやるもん!!っていうか、身体めっちゃ軽いなぁぁ…)

これが男の筋力なのだろうか。
柔軟なバネがすごい。

よけいな脂肪がないからジャンプするのがメチャクチャ楽しい。
一緒に背の変わらない子もハシャイでくれ、西谷本人だと認識してくれているみたいだ。

「あ……。今度はそうもいかないぞ…」

「??…」

縁下がそっと口にして、入り口のほうに視線を投げる。

同じようなバカは騙せたが、今度は先輩らしき人達が入ってきた。

男子バレー部の主将は知っている。
あとは目の下にホクロのある優しい人も見たことある。
ヒゲの人も…。

上手く切り抜けなければ。
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