【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第49章 ハイキュー✿菅原孝支✖澤村大地✖東峰旭「隣兄3」
空気を読まない発言をしたっていう自覚はある。
だが、気持ちを置いたままでいいのかなって、旭は流されることなく立ち止まることができた。
憧れのと繋がれないという覚悟の上だった。
旭「ちゃんはセックスは気持ちいいことだって、誰かに植え付けられたように口にしてたけど…スガが始めなきゃこんなことにはならない。俺はちゃんのことも、スガのことも大切だし…好きだから、蔑ろなんかしたくないんだ」
大地「…旭。がいるところで話すことじゃないだろ」
旭「大地も知らないんだろっ?!普通に…常識的に考えて、自分の彼女を他の男とヤらせるってどういう神経してんだよって思わなかったのか?!」
大地「それは……思ったよ。あり得ねえ、病んでるなって。場所どうこうってより、好きならその時まで待てんだろって…俺も思ったよ」
けど、大地は立ち止まれなかった。
を抱きたいという衝動に駆られて、まともな理性を捨ててしまった。
旭「ちゃんから中学1年生のとき、俺たちが高校1年のときだって教えてくれた…。2~3年のあいだ、スガに何が起こったんだ…?」
孝支「……」
「お兄ちゃん…」
まともな神経じゃない。
まともな恋愛じゃない。
まともな愛し方じゃない。
都合のよい相手が欲しかったからか。
非現実的なことをしたかったからか。
本当にただ場所がなかっただけとは思えなくて、黙っている孝支に旭は問いかける。
孝支「うーん……。現状に満足してないワケじゃないんだけど、こればっかりは性癖としか言えないなあ」
旭「せい…へき…?」
大地「他の男とヤっているのをみて、それが楽しい…興奮するっていうことなのか…?」
孝支「うん、簡単に言うとそういうことだな。だからって誰でも良いってわけじゃないんだけど…、なんて言えばいいんだろうなあ」
孝支はう~んと首を捻った。