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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第49章 ハイキュー✿菅原孝支✖澤村大地✖東峰旭「隣兄3」


目的のコンビニに到着。

すると突然、が手を繋ぎ出した。

旭「え!?どどどどどうしたの、急に手…ててて手なんて…っ」

「…私…、コンドーム買いに来るの初めてだから…」

旭「…ゴクッ…」

いまから繋がることを鮮明に想像してしまった。
すべては触れ切れていない柔らかな感触。
家に帰ったらヤらせてもらえる。

それが罰ゲームのご褒美。

中途半端に触れ合った先っちょ。
純粋な想いが残っていることを自分の中で信じたいが、を抱きたい。犯したい。突っ込みたいとばかり思っているのも事実で。

旭「い、行こうちゃん。立ち話して遅くなっちゃうと、う、疑われちゃうかもしれないし」

「え?…あぁ、お兄ちゃんたち心配しちゃいますよね!入りましょ~っ」

コンビニの入店音が鳴ると、たしかこの辺にと…踏み入れた足はせっかちになる。
できるだけ早く会計を済ませたい!!

こんな性に満ちた恥ずかしいものを買って、店員に顔を覚えられたくない。

「あっ!ありましたねっ」

旭「し、静かにしようねっ。ねッ」

「あ、そうですね…。ハシャイじゃってすみません。ほかのお客さんに迷惑でしたね…」

旭「え…あ、そういうことじゃないんだけど…ぇえっと。あ、どうしよう…、ど…どれにすれば……」

売り場は知っているけどマジマジと探したことはない。
視線だけでバレたら恥ずかしいし。

薬とか消耗品があるところに腰を屈めるとコンドームがいくつか並べられていた。
真っ先に目が止まったのはゴムの厚さ。
たぶんこれが良いと、雄の本能が囁いている。

ほかにも何か書いてあったけど、長居したくないから適当に2箱手にとった。

「え~?もう行っちゃうんですかぁ…?」

旭「は、早く出たいの…っ」

未成年だからアダルトなものだし、お酒みたいに年齢確認されんのかとか色々不安が広がる。

店員は男の人で良かったとちょっと安堵。
女の人だったら精神的ダメージは倍になっていたであろう。

小銭を出すのも時間をかけたくなくて千円札を2枚だし、袋をに入れてもらって速足で店を後にしたのだった。
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