【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第47章 ハイキュー✿菅原孝支「隣兄」
迷わずは孝支の脚のあいだに足を入れ、ずんずんと言葉を発しながら太腿を動かした。
「あ~~…それな!ずんずんゲームね。先行が?」
「うんっ」
「じゃあ制限時間設けよっか。10分でどう?」
「うん、いいよ」
「じゃ~あ、あの時計が35分になったら終了な。降参っていったら負けってことで」
「うん」
「じゃあ行くよ。よ~いスタート…!」
開始の合図がされ、は足を上下に動かす。
太腿を細かく震えさせる要領で動かして、股間を攻撃するずんずん一発勝負。
「ううう~…」
「唸ってんな。まだ3分も経ってないぞ~」
「これ……メッチャ体力使う。つらい」
「じゃあギブする?」
「イヤ!……あっ、後ろからやればいいんだ!」
「それなら反対の足使えるようにこっち行ったげようか?」
「うんっ」
「俺はお兄ちゃんだから妹には優しいのよ。よっと」
ベッドの反対側に移動して、使ってない脚でずんずんを再開させる。
後ろ向きだったから効果があったんだと馬力を回す。
「おまえさぁ……。そんな初っ端から飛ばしてたらすぐへばるぞ?」
「気持ち良くないの…?」
「………」
「お兄ちゃん…??」
急に孝支が無反応になってしまった。
同じように身体に手を回して、背中に身体をつけて、足を動かして…あの日やられたことを再現する。
(そういえば…こんな風にお兄ちゃんに抱き着くことなかったかも。お兄ちゃんのうなじ…)
いつも抱き着いてくるのは孝支からだった。
それこそ幼少期の頃は自分から抱きついていたかもしれないが、記憶が…乏しい。
「お兄ちゃ~ん。気持ち良くないの???」
もう一回。
あったかいけど屍になっている孝支にお尋ね申した。