【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第47章 ハイキュー✿菅原孝支「隣兄」
ずんずん勝負を持ちかけて、背中からやったら孝支は黙ってしまった。
(こッ…これはすごい威力では…!?)
恐るべし背後からの攻撃。
は心の中で勝ちを確信しつつ、一人盛り上がっていた。
「ねえねえ、お兄ちゃん。気持ち良すぎてギブ?」
「………」
「ねえねえ。ヘンな汁、出てきてる?」
「……」
「ねえねえ、おしっこ漏らしちゃいそうなの…??ねえ~ってばあ」
「…ッぷ、」
「?」
すると、孝支がくつくつと笑いを身体を震わせて笑ってる。声殺してるからちょっと不気味な感が増して……。
「お兄ちゃん…???」
「あ~~……悪い。おかしくってさあ。くくくっ…、あ~そっか。はあの時、そんなこと思ってたのか~」
「…え?…」
孝支は腕を回してるの手の甲を撫でてきた。
指の関節を撫で…、指のあいだも触るように動いて…。
いつもの違う雰囲気を感じ取って足の動きが徐々に速度を落として停滞する。
「」
「………なぁ、に…?」
「俺にずんずんされて気持ち良かったんだ…?」
「…っえ」
「俺にずんずんされてヘンな汁出ちゃったんだろ?」
「っ…」
「おしっこ漏らしそうになって慌てて部屋を出ていった。そうなんだろ、…?」
振り向いた孝支はにっこりと笑っていた。
優しく笑っているはずなのに、いつもの違う風に感じるのは何でだろう。
獲物を見つけた笑顔みたいで。
「時計見てみ。35分になった……。次、俺の番で良いんだよな?」
「う、ん……」
「じゃあ、よーいスタート…して?」
「………」
「どうした~?もう降参か~?」
「……」
「動きすぎて濡れちゃったかな?ヌルヌルな汁出して」
「…」
「おまえが合図しないなら俺が開始するな?」
よーいスタート。
「ぁ゛…っ!?」
前からずんずんされて股間に振動が走る。
後ろ向きよりも向き合ってた方がずんずんが来て、思わず孝支の身体にしがみ付いてしまった。