【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第45章 僕のヒーローアカデミア✿ホークス✖エンデヴァー「○○部屋」
この下着、薄すぎる。
「………」
メチャクチャ躊躇ったが何とか着終わった。初めて身に付ける紙の使い捨て下着。ブラはまだ良いとしてパンツの紐の部分が気になる。恥部の布の面積もこれまた小さい。
「着替え終わったー?」
「待ってっ!!」
「にしてもかかり過ぎでしょ」
「っ、待ってって言ったでしょ!!このヘンタイ!!」
しれっと振り返られ、は慌ててその場にあったバスタオルで肌を隠す。
「なに。まだ着替え終わってないの?」
「自分の下着に着替えるの!!これ薄すぎ!!」
「ペーパーなんだから仕方ないでしょ。さて、俺らも紙パンツに着替えますか!」
「ちょ、そっちも脱ぐの!?」
「当たり前だろー。オイルでコスチューム汚す訳には行かないしな」
「っ…!!」
ホークスはそう言ってジャケットを脱ぎ、エンデヴァーは黙々と腕の装備を外している。このままでは見ちゃいけない所まで見てしまう気がして、は視界を遮るようにしゃがみ込んだ。
ツンツン
「ひぃッ」
「驚きすぎ。自分の殻にこもんなよー?ここは楽しまなきゃ!」
「私は全然楽しくない!!ってゆうかその紙パンツずるい!!そっちのが良い!!」
「ざんねーん!メンズ用のはこの二枚しか無かった。の見せてよ。そんなに透けちゃうほど薄いの?」
「う。透けるっていうか…」
メンズ用のペーパー下着はトランクス仕様だった。は恥ずかしそうにチラチラ見て、体に巻いたバスタオルを外すか外すまいか悩みに悩む。
するとずっと黙っていたエンデヴァーが口を開いた。
「巻いたままでも可能ではないか?」
「あー…そうっスね!足と腕は出てるし触んないと始まんないっしょ!」
「えっ、やだ、詰め寄んないでよ…」
「ほらほらー、逃げんなよー」
ゴツッ
「痛ッテ」
「その指の動きは止めろ」
「ちょっと揶揄っただけじゃないですかー。エンデヴァーさん、どっち側やります?」
「脚でいい」
「了解っす!」
「え、ちょ──」
手首と足首を掴まれ、強制的にうつ伏せにされたのだった。