【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第45章 僕のヒーローアカデミア✿ホークス✖エンデヴァー「○○部屋」
「まずこの部屋から出るにはセックスしなきゃならない。その意味は分かってるよね?」
別の意味で全く相手にされていない男二人はをベッドに誘おうと試みる。
「そこまで無知じゃない」
「この部屋の鍵はセックス、ということは俺達は部屋の鍵を見つけるまで続けなきゃならない。ここまで意味は理解できた?」
「………」
「答えたくないって顔だけど理解したって事で話を続けるね。一度はじめたら止める気はない。の体に負担掛けることになっちまうけど傷付けるつもりは更々ない。これだけは分かって欲しいことだ」
「俺も同意見だ」
「の相手をするのはこのオモチャたちだ。それまで俺達は触らない…、ってことで良いですよね?エンデヴァーさん」
「ああ」
突き付けられる現実。
ホークスは丁寧な説明をするということはそれ相応の覚悟を決めろということ。
「」
いつもおどけた面をしているホークスの目付きが変わる。ゴーグルの下から見えた視線は真剣そのもの。
「こんなこと言ったら混乱させるだろうけど言わせてほしい。が好きだ。閉じ込められたのが俺と、尊敬してるエンデヴァーさんでホント良かった!」
「ホークス……」
「この部屋から出よう。そしたらもう一回、告白させてくれ」
切なく見詰める目がそれを物語っている。
拒否してしまえばこの部屋ごと魂が消滅してしまうかもしれない。この二人を閉じ込めた恐ろしい部屋に立ち向かうにはやはり、条件を飲むことしか出来なそうだった。
「……分かった。本当はお風呂メチャクチャ入りたいけど何処にもないから頑張る」
「って綺麗好きね!」
「そ、そうじゃないけど…!は…じめてだから、気に…なっちゃって…」
触られないと分かっていても色々見られてしまうのだ。不安が不安を呼び、は真っ赤になった顔面を抑え隠したのであった。