【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第45章 僕のヒーローアカデミア✿ホークス✖エンデヴァー「○○部屋」
どちらかの扉を選ぶしかない。
だがしかし。
「無理」
どう考えても怪し過ぎる。この先は進んじゃいけないと本能が激しいヘドバンをするように頷いている。両者ともエロのダダ洩れでツッコミすら起きない。
「壁、破壊しましょう!その方が絶対いい!!ねっ、エンデヴァーさん!!」
エンデヴァーは手厳しいが良識ある人柄だ。このままホークスの提案にノっかるわけにはいかない。先輩ヒーローではあるが、本心が見えないにやけた面のホークスは信用できなかった。
「この先を進んでこそ奴らの本当の罠なんです!!私達にヘンなことさせて貶めようとしてるだけなんです!!きっとそうに違いありません!!」
「の言いたいこともよーく分かる。俺も確証がないから理屈しか言えないけど、こういう場合はまず相手の作戦にノっちゃう方が良いと思うんだよね。土俵入りしないと何も見えてこない、ってよく言うでしょ?」
「土俵入りしたらその後が問題でしょ!?せ、せ、セッ…だよぉ!!?」
「お前……まだ未貫つー」
「言わないで!!!」
気性が粗ぶっているは呼吸を荒くする。板挟みになっているエンデヴァーは二人の話を聞く一方でずっと黙って見ている。
「悪い。俺の言い方がマズかった。自分を大切にしているのは誇りに思っていい。お前、そこそこモテてたイメージあったからさ。つい口が軽くなった。ホントごめん」
「う、ううん。私の方こそ…ごめんなさい」
「とりあえずこの部屋からの脱出は不可能そうだし、先進んじゃいたいよな。俺的にはオモチャなら直接触らないからギリセーフ、だと思ってるんだけど……どう?」
今度はエンデヴァーを挟まず、ホークスはに直接聞いてきた。
たしかにオイルなら直接触って塗る必要がある。オモチャならアウトかセーフでいったら勿論アウトだけど、最速の男の言葉を信じてAの「おもちゃエロ」の扉を開いたのであった。