第2章 gimme one more kiss
O「翡翠、お前あんまり無防備に他の男にそんな格好見せんなよ?」
そう言うとキョトンとした顔をしてる翡翠。
『 ふふ、さとくんとかずくんの前くらいだよー?』
そう言ってへらっと笑う翡翠。
嬉しいんだか、悲しいんだかわかんない複雑な気持ち。
なんでこんなわけわかんねー感情になっちゃったんだオレ。
言葉の意味を深読みするようなタイプじゃなかったのに、男としてオレとにのの事は見てないよって意味か?とか、色々考えちゃう。
『 あ、でもかずくんにもこないだ言われたの』
O「ん?にの?」
『 うん、それに下着のサイズのことも言われて...///』
そう言いながら顔を手で仰ぐ翡翠。
女の顔をする翡翠を見て、にののこと考えてこの表情してんのにモヤモヤした。
O「下着のサイズのことって?」
『 ん、急にね、ぎゅってされた後に今つけてるの小さいんじゃないかって言い出してね...////』
O「.......そうなの?」
『 わかんないけど....、?ふっ、んっ///』
オレはその時の2人を想像したらたまらなくなって翡翠に口付けた。
柔らかい唇はやっぱり今日もめちゃくちゃ甘い。
もっともっと味わいたい。
翡翠の後頭部に手を回し、さらに深く深く。
『 あ、ふんっ、さとっ....っん、』
翡翠から漏れる声も甘くて、オレどうにかなりそう。
絡ませていた舌を吸ってやると、ぴくんと翡翠が反応した。
またさらに角度を変えて翡翠とのキスを堪能する。