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5+1[気象系]

第2章 gimme one more kiss




その後、翡翠の部屋をあとにしてにのと二人きりになった。

N「昨日、翡翠となんかあったの?」
O「ん?んや、べつになんもねーよ?」
N「そう?ふふ、ならいいけど」

にのは何かを察知してるけど、オレが言わないことに関しては深くは突っ込んでこない。
たぶんだいたい気付いてる。
まあ、あんな真っ赤な顔をしてたら気付くか。
それでも曖昧に濁したのは、オレもこの感情が何かまだよくわかってなかったからだ。

N「最近、翡翠がめっちゃくちゃエロいよね」
O「え?そうか?」
N「リーダーは思わないの?」
O「...オレはべつに。ガキの頃からずっと一緒だぞ?」
N「そんなこと言ってるのリーダーだけですよ」

そう言ってにのは鞄からゲームを出すとピコピコとゲームをやり始めた。

オレはぼーっとロケ地へ着くまでにのの言葉の意味を考えていた。
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