第1章 sugar
『 きゃっ、かずくんっ////』
N「翡翠さんはオレにいっつも負けちゃうね」
『 ひゃんっ/////』
なんだかいつもと違う声が聞こえて、翡翠の方を見る。
よく見るとにのの顔が真っ赤だ。
M「おい、にの!」
SA「「え、えろい」」
O「にのめっちゃ酔っ払ってんね」
『 あっ、だめっ/////』
にのはもう酔いがかなりまわってるらしく、翡翠の首元に顔を埋めてる。
翡翠も声がいつもと違ってちょっとエロい。
O「にの!」
オレがにのに声をかけるとぴくっとにのが反応して、顔を上げた。
N「んーう、さとし?」
O「お前めっちゃ酔ってんじゃんか、こっちおいで」
N「そんなによってないよ?」
M「いやいや、にのとろんってしてんじゃん。水飲みな?」
オレと潤くんの声ににのはゆっくり翡翠の上から降りて、オレの隣にぺたんと座った。
松潤はにのに水を渡すと、ごくりごくりとにのが水を飲んだ。
オレたちが見てないとこで翡翠とにのは弱いくせに飲み比べしてしまったらしい。
にのは特にお酒弱いから先に酔いがまわってしまったみたい。
にのは甘えんぼだから翡翠に甘えてたんだろうな。
S「翡翠もとりあえず座ろっか」
翔くんが畳に寝かされてた翡翠を起こす。
『んーーー、しょうちゃんっ 』
起こされた勢いのまんま翡翠が翔くんに抱きつく。
S「うおっ/////」
何故か翔くんが変な声を出して顔を真っ赤にしている。
S「あっ、ちょっ/////、耳はだめっ/////」
A「うひゃ、翔ちゃんの耳に翡翠が噛み付いてる!!」
M「この2人は当分飲ますの禁止だな」
松潤がにのに水を飲ませながら翔くんと翡翠の方をみて小さく呟いた。