第1章 sugar
みんなで乾杯して、ゴクゴクとビールを飲む。
O「ー!!うんめーーー!!」
『 さとくん、ひとくちちょうだい?』
O「おめでとう。んっ飲みな?」
翡翠にビールを手渡すとくぴっとひとくち飲んだ。
一瞬眉をひそめて苦って顔をした翡翠を見てついつい頬が緩む。
なんてことない仕草が可愛いくて仕方ない。
S「やっぱビールは最高だね、翡翠はどう?」
M「いやー、翡翠ほんとおめでとう」
A「翡翠は初めてのお酒どーだった?美味しかった?」
N「さっきすげー苦いって顔してたからね、翡翠さん」
『かずくんもビールそんなに飲めないんじゃないの? 』
O「にのもそんなに得意ではねーもんな」
N「別に俺はビールの苦いのくらい平気ですけどね」
にのがふんって顔しながらビールを飲み翡翠を煽る。
にのもほんとに可愛いんだよなあ。
そんな可愛い2人を横目にオレは酒をすすめる。
S「智くんあの二人を酒の肴にしてるでしょ?」
O「へへ、だってあの二人めちゃくちゃ可愛いじゃん?」
A「にのはほんと翡翠をいじめるの好きだよねー」
M「いっつも大野さん取り合ってじゃれてるもんな」
そうやって話してると翡翠とにのがまたくすぐり合ってる。
にのは畳に翡翠を押し倒して、馬乗り状態。
なんだかいつもよりにのがSっぽい気が、、