第8章 運命共同体
松「じぁ、一番上の右端にマグカップあるからそれ取ってもらっていい?」
「ほいほーい」
ってクスクス笑いながら背中越しに会話。
だって絶対顔緩んでるし……
一緒にいられるってだけでなんでこんなに気持ちが緩むんだな。
なんて考えながら探してるんだけど目の前にはペアカップといくつかのマグカップ
どっち使うべき!?
ペアはやっぱり使わない方がいいのかな…
え、考えすぎ…?!?
「ねーじゅんちゃーん」
松「んー?なにー?」
「ね、これどっち?」
松「えっ?あ〜これ使おっか」
いざ取ろうとしたらさ、思わず手
重なっちゃって
あっ……
こんな漫画みたいなことあるんだってじゅんちゃん見たら
ちょっと上目に茹で蛸で
思わずそのまま松潤て、掴んで離せなくなったなった。
も、我慢できないんだけど……
「ね、じゅんちゃん?顔真っ赤、なんで?」
松「ね…あ、相葉、くん…は、離して……」
「ねえ、答えてよ…お願い。」
ちゃんと仕事やり切るまでは封印って決めてたけど、もうダメだ…
いま、聞きたい……
「俺は、好きだよ。松潤のこと、ねぇ、松潤は…?」