第8章 運命共同体
パタパタ…とニノが走る足音が響く廊下に1人いると、騒がしく喋っていたせいか少し寂しく感じる
良いこと、か。
確かになんだか落ち着かなくてさっきからソワソワしている…
たかがメンバーとのご飯で?
いやいや、ないない…
だとしたらお兄ちゃん大好きすぎるだろ、松本潤さんよ
しばらく仕事の折り合いがつかなかったから会うのはレギュラーだけだったし、ご飯も買い物も出来てなかったから楽しみなのはあるけど。
ま、このあとのご飯で色んなこと久しぶりに話したいし今のうちにやれることやるか。
また直ぐに次のツアーの構成を練らないと行けない時期に来ている…
俺がやらなきゃ回らないんだ、しっかりしろ。
シャッキリしろ。
「っしゃ、やるかー!」
俺はできる子、松本潤。
末っ子だって、やる時はやるんですよ。
…なんてね。