第6章 キミはボクの最高欠作
ものの5分もすると、助手席からは荒く掠れがかった吐息が聞こえてくるが聞こえないふり
大「んっ……じゅっ…んぅ……はっはぁ…」
家に着き、エレベーターに乗り込むなり俺に触れようとする手を制止すると今にも泣きそうな顔をする
大「やっ…なん、でぇ…触って…じゅん…」
「お仕置きって言ったでしょ?ダメだよ」
ガチャっと玄関を開けると、思うように身体が動かず自力で立っていられないのか膝を笑わせながら俺に寄りかかる
「ほら、さと…ちゃんと歩いて…?ベッド、行くでしょ?」
大「んっ…い、く……」
壁にもたれながらゆっくり寝室へと向かっていく
先にベッドに座りさとに服を脱ぐように云うと、大人しく生まれたままの姿を晒す
「さと、自分で触ったりしたら俺は寝ちゃうからね…?」
大「はっんぅ……しない…からぁ…じゅ、ん…」
「さとったら淫乱だね…?下着ベチャベチャだよ?」
言葉に触発されたように、更に顔を赤らめて恥ずかしそうに顔を手で覆う
大「んっあぅ…ごめ、なさぁ…言わなっでぇ…」
「翔くんにも迷惑掛けて…ちゃんと、謝らなきゃね…?」
さとを横目にベッドボードからローションとさとのお気に入りの玩具をゴソゴソと用意し、スイッチをカチリと入れた