第3章 君との距離、あと5センチ
- Aside -
おーちゃん大丈夫かな……
お見舞い、行きたいけど迷惑だよな……
うーーーん、でもやっぱり心配だし………
ニ「相葉さん、何百面相してるんですか」
櫻「二宮くん、愚問だろ。
どうせ、智くんの所に見舞いに行くか迷ってるとかでしょ。」
松「わかりやすいからなぁ、相葉さんは。」
え、俺ってそんなにわかりやすい…?????
ニ「ええ、わかりやすいですよ。とっても。」
「え、にのちゃん!?今の何、エスパー!?!」
ニ「こんだけ長く一緒に過ごしてたら、相葉さんのエスパーくらい簡単になれますよ。」
櫻「そんなに気になるなら行ってきてあげたら?今日このあと時間あるの相葉さんくらいだし。」
うぅ、どうしよう……
行きたいのは山々なんだけど、なんてまた百面相している俺に見かねたニノが近づいてくる。
ニ「相葉さん、大野さんのこと心配なんでしょ?行ってあげなさいよ。大野さんの事だし、相葉さんのこと見たら元気になるだろーから。」
「…へ?なんで??」
確かに元気になって欲しいけど、なんで俺見ると元気になるの?
ニ「なんでって…はぁ、どーしてそうにぶちんかな。」
ニノが何を言いたいのか全然ピンと来ていない俺は頭にハテナを浮かべながらも、心配なので大野さんの家に行くことにした。