第2章 幸せに色があるならば
翔くんが腰を突き上げながらある一点を掠めると、ニヤリと俺を見下ろす。
「あっ…ちょ、っと……は、げしぃ…あぁっ…」
櫻「ココだろ、潤のキモチイとこ。キュンキュンしてる」
「あっ…んぅ、しょ…ダ、め…っ…おかしく、なっちゃ…ぁうっ」
櫻「いいよ、もっとおかしくなって?もっと俺で乱れて?俺の事だけ、求めて?」
そのままソコを集中的に擦りあげられて絶頂ってしまいそうになる。
「はっ…あぁ、も、だめぇ、いっ、ちゃあ…あっっ…」
ビクっと体が跳ねて、自分の腹に白濁が飛び散る。
酸素が回らなくて、頭がぼーっとしている
翔くんを置いて1人先に吐き出してしまったことに、寂しさと申し訳なさを覚えながら息を整えるが、
櫻「かーわい、、けど…もー少し付き合えよ…な…っ」
と、絶頂を迎えた余韻に浸る間もなく、また激しく腰の抽送が繰り返された。
「えっ…あ、やぁ、待っ、てぇ、や、あぁっ」
櫻「好き、好きだ。潤…どこにも行くな…俺だけの、潤…」
愛しい人からの愛の言葉は貪欲に俺を求めていて…
俺はただ、翔くんの手を強く握りしめ、翔くんの名前を呼び続けて、その深い愛を必死に受け止め続けた。
櫻「あ、も…ィっ…く……」
「うぁ、しょ、くん…なかに、出して…」
櫻「……っ、じゅ、ん…っ」
翔くんで、俺の事いっぱいにして…?
「あっ…お、れも…もぅ、イッちゃっ…しょ、くん…あぁっ…いっしょ、いっ、しょにっ…」
互いの手を強く握りしめてビクリと体を強ばらせる。
翔くんの熱がじんわりとなかに広がるのを感じながら、俺はまた自分の腹に欲を吐き出した。