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葬儀屋の彼と死神の私

第1章 私とは


(暇…暇…暇…暇…)
ー私は頭の中で同じ事をボヤき続ける

「アラァ〜誰かと思ったらクロウちゃんじゃない♡」私の頭上から聞き覚えのある声がした。
「あぁ…グレルじゃん、どうしたの?」私は彼女(彼)に微笑んだ。
「アンタがなかなか帰ってこないから会いに来てあげたのヨ!」グレルが私の前に降りてきた。
「また、ウィリアムに見て来いって頼まれたの?」私は首を傾げた。
「いいえ?アタシがアンタに用あるから来たのヨ!」グレルが真っ赤な髪をいじりながら要件を言う。

「なるほどね〜厄介な魂回収を手伝え…と?」私は眼鏡を額の辺まで上げる。
「そうよ?で?手伝ってくれる?」グレルがニコニコしながら私を見てる。
「OK…手伝うよ!」私はグレルを見た後案内させた。
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