第3章 『待てない、彼』 観音坂独歩 R18
達しそうな身体に鞭を打ち独歩を振り返り、茂みに這わせた手を掴むと、私は荒い息を吐きながら独歩を呼んだ。
「ど…ぽぉ、も…むりぃ…」
「俺も…体制変える。立てるか?」
そう聞かれ地面に足をつけると、くるりと向きを変えられ、私はタンクに手を付く。
「しっかり足踏ん張れよ。」
どう言うことかと聞く前に襲う衝撃。
すっかり解れたナカに独歩の硬い肉棒が一気に挿入された。
そのまま独歩ははげしく腰を穿つ。
「や、どっぽっ…はげし…こえっ、でちゃっ!」
「声聞かせろよ。」
「だれかっ…きちゃうっ!からっ!」
「聞かせちまえよっ。お前のやらしい声っ。」
じゅぷ、ぬぷと個室に響く水音と荒い息。
誰かが入って来たら行為をしていることが丸わかりの状態なのに、それがひどく私を興奮させる。
「っ…どっぽぉ。どっぽぉ…きもちいいっ…!」
「っ…とにお前は…」
興奮させんじゃねえよ。
舌打ちとともに囁かれた耳元が熱くて体を震わせると、独歩は私の腰を持ち直しさらに激しく腰を振る。
掛けっぱなしの独歩の社員証が動きとともに身体に当たり、律動の激しさを物語っていた。
個室の中。
そこには獣のように精を貪りあう私と独歩。
汗と性的な香りが混じり合い、ただただ熱い。
「イくっ…」
「俺も…っ」
独歩のモノが奥の奥まで挿入され、私の子宮口を撃ち抜いた瞬間、私の身体は震え、ナカで何かが爆ぜた。