第2章 🌕️それぞれとの出会い
🌕️監禁前
坂田との出会い
坂田side
それは、俺が大学に入学した初日のこと。
?「あぁぁぁ!!あなたと違うクラス……」
?「まふ君、大袈裟すぎだって!!」
どこからか聞こえる、声。
なんか、聞いたことある……?
俺は、その声が聞こえる方にいって、
話しかけることにした。
「どーしたん?」そう声をかけると、
とてつもなく可愛い女の子がこちらを向いた。
目を合わせるのが恥ずかしい…
チラチラと女の子の方を見るが、
目が合うと恥ずかしくてそらしてしまう。
嫌われたかな?と思ったが、女の子は
丁寧に自己紹介と事情説明をしてくれた。
聞いたことがある声だと思ったのは
嘆いていた男の子がまふ君だったから。
女の子の名前は、月川あなた。
俺と同じクラスだった。
あなたは、とっても可愛くて、優しくて
しつこく話しかける俺の話を
ちゃんと聞いてくれた。
今では、とても仲が良い友達で、
さかたん、あなたと呼びあっている。
あなたは、天然で可愛くて、
クラスのマドンナ。
しかも性格も良いから、
皆の憧れのまとだ。
俺みたいなのと仲が良いなんて奇跡と言っても良いくらいあなたは輝いてる。
だけど、皆の前でなんで、あなたは
笑顔になるの?
俺の前だけで笑顔になって。
その姿を誰にも見せたくない。
歪んだ顔も喜んだ顔も全部俺だけのもの…。
そう、俺は、いつの間にかあなたを愛していた。
少し歪んだ愛の形で…
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