第2章 🌕️それぞれとの出会い
🌕️監禁前
天月との出会い
あなたside
その人との出会いは私が中学3年生の頃。
家でいつものようにうらたんに勉強を教えてもらっていた。
すると、家のチャイムが鳴った。
ピンポーンという音が家に鳴り響く。
私の母と父は共働きで家にいない事が多い。
そして、その日も例外ではなく、家には私とうらたんしか居なかった。
当然の様にうらたんは俺が出る。と言ってくる。
私を玄関に出させたくないからだ。
だけど、私はなんとかうらたんを押しきって
玄関に向かいドアを開けた。
そこにいたのは爽やかな顔立ちをした
好青年という言葉がいかにもお似合いの男の人。
男の人はしばらくポカーンとしていたが
我に帰ったのか言葉を発し始める。
?「僕、隣の家に引っ越してきました。天宮 翔太と申します!
引っ越しの挨拶に来ました!つまらないものですが、
良かったらコレ…」
と言って、お饅頭でも入っていそうな箱を私に差し出してくる。
私は、ありがとうございます!と言い、
笑顔で箱を受け取った。
その時、天宮さんの顔が赤くなっていた気がした。
その後、玄関先で天宮さんと軽く世間話をした。
……軽くのつもりだったんだけど…
天宮さんと世間話を初めて結構な時間がたっていたらしい。
シビレを切らしたうらたんが玄関に来て
天宮さんの顔を見るなり不機嫌そうな顔になり、
天宮さんを追い出した。
それ以来、お隣さんとして天宮さんとは仲良くなっていった。
今では、天月君と呼んでいる。
天月くんはとても優しい。
たまにサイコパスだけど……
本当に面白くて、優しい人だ。
うらたんとの仲はとても悪いけど、
なんだかんだ二人とも仲良いんじゃないかな
なんて思ったり。
私は、天月君の事が友達として大好きになっていた。
約1週間更新ができておらず、真に申し訳ございません。
ぶらりと旅に出ておりました。
この作品の新たなお話をお待ちくださっていた方、
本当にありがとうございます。
それでは、作者はこの辺でおいとまさせていただきます。
皆様、どうか素敵な歌い手様とのヤンデレライフを
ーお楽しみくださいね…ー