第8章 ダチュラ／沖矢※

身体が感じ過ぎて
快楽に溺れてしまいそう…


頭の中もぼんやりとする


ただ沖矢さんの愛撫に
耐えるしかなくて


薄暗い部屋に
私の喘ぎ声が響いた


沖「そろそろ下の方も
欲しくなったんじゃないんですか？」


『ハァ…ハァ…んっ…そんなこと…』


否定しようとしたけれど
沖矢さんの歯が胸の先を
甘噛みする


『ぁあっ…んっ…あっ…！』


沖「嘘はいけませんよ…？」


もうダメだ…


自分でも分かるくらい
ショーツは濡れている


早くソコに刺激が欲しい
絶頂に達して楽になりたい


沖「正直に言ってみて下さい
……欲しくて堪りませんよね？」


ぷつん…と、か細くなった
理性の糸が遂に切れてしまった


『んっ…あっ…ほしい…です…っ』


沖「良く出来ました
名前さんはとても良い子ですね
ご褒美、沢山あげます」


沖矢さんは
下に履いていた物を全て
剥ぎ取った


沖「脚、広げて下さい…
そう、良い子です」


沖矢さんから見たら
あそこは丸見えだろう


でもそんな事
気にならないくらい
欲求に抗えなくなっていた


沖「ああ、こんなに
溢れ出して……勿体ない…」


沖矢さんは
太腿の裏を手で支えると
蜜口に唇を寄せた


じゅる…と溢れ出した蜜を
吸われて舐めとられて
それだけもう気持ち良くて堪らない


『あっ…おきやさっ…あっ…あっ…』


沖矢さんの舌先が
割れ目をなぞり蕾に到達する


『ああんっ…あっ…あっ…
やっ…もう、イキたいっ…ぁあっ』


沖「いいですよ…、
我慢せず、イキなさい…」


舌先が上下に動き
蕾を集中的に刺激される


『あっ…あっ、おきやさぁあっ…
…ん、あ、ぁあああああーーー！』


待っていた絶頂を漸く迎え
一気に全身の力が抜けた


沖「上手にイケましたね
偉いですよ…」


それでも媚薬のせいで
身体は疼いたままだった




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