第7章 緋色の婚姻／赤井※

こ、このままじゃ…ヤバイ…！


私は咄嗟に頭の下の枕を取り
赤井さんの顔にばふっとぶつけた


赤「こら…ダメじゃないか
＂ばふっ＂はダメだ」


言いながら枕を退けて
私の胸に顔を埋めてぱふぱふと
顔を挟み始めた


『あっ…ちょっと…！
ぱふぱふもダメです…！』


赤「仕返しだ」


こ、このやろー！


赤井さんの肩をぐいぐい押して
引き剥がそうとしたけど
ビクともしない


赤井さんの舌が
胸の先を捕らえた


『ぁっ……』


身体がビクン、と跳ねる


舌先で弄ばれ唇が吸い付く


力が入っていた腕は
徐々に力が抜けて


変な声を出さないように
口元を手の甲で押さえた


しっかりするのよ、名前…！


あっ、だめ…そこは…っ


て、抵抗するのよ…名前！


まって…きもちいい…っ


頭の中で2人の自分がバトルする


理性を保とうとする自分は
やや押され気味か…！？


赤「…ずっと名前と
こういう事がしたかった」


ドクン…と胸が弾む


赤井さんの手が下へと降りて
太腿をなぞった


『あ…あかいさん…っ』


ドキドキと心臓が早くなって
嫌でも赤井さんの事を意識してしまう


身体を触られるたびに
子宮がきゅっとなって
早く欲しいと訴える


しっかりしなくちゃダメなのに…


赤「…愛してる」


完全に赤井ワールドに飲み込まれてしまった


太腿を撫でていた指先は
秘部を探り割れ目から
ぬるりとナカへ侵入する


赤「すっかり濡れてしまっているな…
嫌がる振りしても身体は素直だな」


ぐちゅぐちゅと指先を動かされる


『あっ、あっ…やっ…だめっ…！』


余りの気持ち良さに
声を抑える事すら出来ない


徐々に指を増やされて
行為がエスカレートする


赤井さんは片手で脚を広げて抑え
股の間に顔を近づけた


赤「ふっ…良い眺めだ」


『あっ、みないでっ…あっ、んっ…』　





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