第6章 11月7日/松田※
『ふあっ…あっ…あっ…!』
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を
鳴らしながら良いトコロを
攻め立てられ
頭の中が真っ白になった
何も考えられずに
ただこの快楽に身を預ける
腹の奥のじんじんとした熱が
暴走し始めて
何度か体験した事がある
あの感覚に襲われる
『あっ、あ、あっ……イッ……』
イク、と思ったと同時に
指の動きを止められ引き抜かれて
一瞬訳が分からなくなったが
すぐに"お預け"を食らったのだと
脳が理解した
松「だーめ。
俺の指だけで満足されちゃ困るなぁ」
そう言いながら
松田先輩はにやりと口角を上げて
下着を脱いで自身を取り出した
松「ほーら、後ろ向いて
四つん這いになって」
言われるがまま松田先輩に
お尻を向けて四つん這いになった
松「そう、いい子」
腰に手が添えられ
秘部に自身が当てがわれる
ゆっくりとナカに侵入してきて
充分に解されたナカは
吸い付きながらソレを受け入れた
嬉しさと快楽で
心が、身体が満たされていく
私に気を使っているのか
スローペースで
ピストン運動を始める松田先輩
その、もどかしさに
つい腰を動かしてしまった
松「結構…エロいんだな…っ」
色が増した松田先輩の声に
先輩も気持ち良くなっているんだと
実感して余計に嬉しくなった
『せん、ぱいっ…あっ…んっ…
もっと、ほしいっ…!
…もっと、おく、ついてっ…!』
松「そう、焦んなっ…!」
腰の動きが徐々に激しさを増す
激しさと共に抑えられない喘ぎ声も
大きくなっていき
シーツをぎゅっと握った
彼に私は乱されている…
嫌な事も何もかも
考える余裕が無い"今"が
永遠に続けば良い…
『んあっ…あっ、あ、…っ…
…イキっ…そうっ……あっ!』
松「そう…締め付けんなっ…
一緒に、イクぞっ…!」
自分がイクと同時に
ナカのモノは抜かれて
腰から背中にかけて
生暖かい液体がぶち撒けられた
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