第6章 11月7日/松田※
キスで悲しみが中和していく
熱で溶かされていく
唇が離れると
優しく頬にキスを落とされた
背中に松田先輩の手が回り
ブラのホックを外される
するりとそれを取り払われて
やんわりと右胸を包まれた
少し冷んやりとした手のひらは
心地良さを感じる
甘い吐息が漏れた
左胸に舌を這わされて
飾りに吸い付かれると
今度は口内の熱が伝わる
『っ…ぁっ…ん…』
甘い痺れが全身を震わせる
松「…もっと声、聞かせろ」
ちゅうっと強く吸われて
子宮の奥がきゅっと切なくなった
右胸の飾りは指先で弾かれて
じわじわと、眠っていた快楽が
呼び覚まされる
松「最近シたの、いつ?」
『…っ…全然、シてないっ…んっ…』
松「へぇ〜、だからこんなにも
…感じてくれるんだ?」
『…んっ…ぁ……っ』
胸の飾りを弄んでいた唇は
徐々に下へ降りていき
ペロリと腹を舐める
くすぐったさと
気持ち良さを同時に感じて
身を捩った
でも、松田先輩の手に阻まれて
逃げられない
その手は優しく太ももを撫でると
股の中心部をショーツ越しに
ふにっと押し上げた
松「これは中、凄い事になってるぞ」
ショーツの中は
ぐちょぐちょに濡れていて
不快感を感じていた
『い、一々…言わないでっ…』
先輩がショーツのゴムに手を掛けたので
腰を浮かすとスルリと脱がされた
恥ずかしさは勿論あった。
だけど、
松田先輩が欲しい…、
繋がりたい…という思いが
勝っていたから
そんな事どうでも良かった。
先輩の指先が秘部を探る
ナカから溢れ出した卑猥な液体を
指に絡めてゆっくりと指を飲み込んで行く
『あっ…んっ…!』
細くて長い指は
ナカの気持ちいい所を
探しながら解していった
松「お前が知っての通り、
俺の指は器用なんだぜ…」
くいっと押し上げる指に
びくんっとカラダが反応した
『あっ、あっ…!』
松「見つけたぜ、お前の良いトコロ。
もう、声なんて抑えてらんねぇだろ」
先輩の言う通りで、
抑え気味だった声は
溢れて、止まらない。
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