第3章 獣化注意報〜赤井の場合〜※

赤「壊すもんか…」


『やっ…くるしいっ…』


赤「その苦しさも塗り替えてやるさ」


頬に手を添えられて
下から赤井さんの顔を見上げる


視線が絡むと自然と近付く顔


唇と唇が重なって
愛おしさが募った


『…んっ…はぁ…ぁっ…』


その口付けが毒を中和する
解毒剤の様に思えて。


夢中で舌を絡め貪る様に
繰り返し口付けを交わした


口の端から混ざり合った唾液が
溢れて顎を伝っていく


唇が離れて
目を開け、ぼーっと赤井さんの
顔を見つめた


赤「ふっ…今は俺のことだけ
考えていればいい、分かったな？」


『…うん』


赤井さんは額にキスを落とし
耳元で「動くぞ」と囁いた後
腰を動かし始めた


座っている所為で
自分の体重がかかり
奥深くまで当たる


その度に甲高い声を上げて
喘ぎ続けた


『…ぁあっ…おくっ…きもちっ…
ぁかいさっ…んあっ…あ、ぁあっ…！』


身体中の熱が沸騰する。
全身の力が抜けて
身を赤井さんに預けた


ズンズンと突き上げる刺激に
快楽が昇りつめてくる


足の先までビリビリと
電気が走る感覚


『ぁあっ、もっ…だめぇ…っ
…イッちゃうっ……あっ、あっ…！』


赤「…っ…一緒に、な…っ」


ラストスパートをかけるように
腰の動きが早まる


『あっ、あっ…んぁあああっーー！』


快楽が、熱が、弾け飛んだ。
ドクドクとナカに放たれる欲に
少しの心地良さを感じた


漸く熱が引いてきた気がする


ぐったりとする身体を
一度抱き締めてくれた後
ゆっくりとベットに寝かされ
ズルッとナカのモノを引き抜かれた


赤「すまない、
ナカに出すつもりは無かった」


と言われて私は微笑みで返した


体が幼児化してから
生理も止まっているから
ナカに出された所で
出来るものも出来ない


赤「後始末はしておくから
名前はこのまま寝ていろ
疲れただろ？」


『…ん…おやすみのキスして』


赤「はいはい、おやすみ」


唇にちゅっとリップ音を立てて
キスをされ、どっと疲れが襲った


そしてそのまま深い眠りについた




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