第3章 獣化注意報〜赤井の場合〜※
漸く指を引き抜かれた時には
もうナカはぐずぐずに解されていた
『はぁ…はぁ…んっ…あかいさんの、
…ほしい…もう、がまんできにゃい…』
赤「ああ、不本意ながら
名前の乱れる姿が可愛くてな
つい勃たせてしまった…
俺ももう我慢の限界のようだ」
赤井さんは上の服はそのままで
ズボンと下着を脱いだ
中から現れたソレに息を飲む
『……入るかにゃ…ソレ』
赤「大丈夫だ、充分
解してやったからな」
蜜口に赤井さんのソレが
当てがわれる
ゆっくりと腰を進められ
圧迫感が襲った
『ぁあっ…あかいさんの、
おおきいっ…んぁあっ…!』
赤「…っ…思ったより狭いな…
…しっかり呼吸するんだ」
腰を支えられて
ぐっと奥に挿入される
赤「痛くないか…?」
『…はぁっ…だいじょぶ…んぁっ…
もっと…きてほしいっ…』
赤「こら、煽るんじゃないっ…」
『ぁあんっ…!』
ズンっ、と最奥を突かれて
背中が弧を描く
そのままゆっくり腰を動かされて
余りの気持ち良さにナカを締め付けた
ジンとは違う感覚。
ジンよりももっと熱いものを感じた
ふと、ジンとの行為と比較してしまう
もっとこう、あっさりしていた気がする
あれは私を慰めてくれていたんじゃないと
気付いてしまう
愛を感じない
最初から私は必要とされていなかった
そう思うと虚しくて
苦しくて目の前のものを
必死に求めた
『ああっ…あかいさんっ…
もっと…もっと…ほしいっ…あんっ
…だきしめてっ…ぁあっ…』
赤井さんは私の背中に
腕を回すと体を起こして
抱き上げた
膝の上に乗せられて
ナカのモノが深く奥に突き刺さる
私は赤井さんの体にしがみ付いた
赤井さんは答えてくれるかのように
背中に腕を回してくれて
ぎゅっと抱き締められる
『あかいさんっ…あかいさっ…
くるしいっ…もう、こわしてっ…』
何もかも忘れたい
壊れて仕舞えば何も考えなくて済む…
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