第10章 俺の上司は運命の番/赤井※執筆中
朝目が覚め
部屋中に充満したΩの匂いで
一瞬頭がクラっときた
起き上がり
横を見れば布団の中に丸まる彼女
そっと布団の上に手を置くと
小刻みに震えているのが分かる
赤「おはよう」
そう言いながら
彼女を覆う布団をめくると
丸まった彼女の背中が見えた
昨夜はあのまま寝たから
下着だけしか身に纏っていなくて
無防備な彼女の背中に
唇を寄せ、背骨を辿るように
舌を滑らせた
『んぁっ…だめっ…いまは、だめっ』
赤「そんなに発情して
暫く経てば治るとでも思っているか?」
彼女は布団を握り締めながら
発情した体に必死に抗っていた
彼女の体を
後ろから抱き締める
肌と肌が吸い付くように
密着すると
彼女の体は熱を帯びていて
その暖かさに心地よさを感じた
耳元に唇を寄せ
甘噛みしてやると
過敏に反応する彼女
その姿が可愛くて
耳に吸い付いたり
舐めたりを繰り返した
『あっ…あっ…んっ…ふぁっ…
がまんできないっ…』
赤「しなくていい」
後ろから彼女の体と
布団の隙間に手を入れて
ふっくらとした胸を
手のひらで包み込んだ
『あっ…あかいくんっ…
…きもちよく、なりたいっ…』
胸の先を指先で摘むと
ビクビクと体を震わせる
小動物の様な
可愛らしい彼女から
放たられるΩの匂いは
俺を刺激した
『あっ、ん、したも、さわって、
あっ…おねがいっ…』
昨日の快楽を
体が覚えてしまったのか
彼女は甘えて強請ってくる
胸を弄っていた手を下へ滑らす
下着の隙間から指を侵入させ
ぷっくりとした蕾を
中指の腹で少し擦ってやると
喘ぎ声が高くなった
『あっ、あっ…!そこ、きもちぃっ…
もっと、はげしくしてぇっ…!』
すぐにでもイキたいのだろう
指の動きを早めると
彼女は握り締めていた布団に
顔を押し付ける
ヒートのせいか
過敏になり過ぎている体はすぐに達した
『はぁ…はぁ…おさまんないっ…
…っ…くるしいの、おさまんないっ…』
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