第4章 保須市でデート
死柄木に呼ばれ、黒霧のワープゲートで僕らはワープした。
僕らが先日行った場所、保須市では脳無が暴れている。死柄木がやったんだな。
街が燃えている。ヒーローが悲鳴を上げている。
そんな様子に快楽を覚えた。
まさに僕はヴィランだ。もうヒーローなんか、助けてくれない邪魔者だ。
「玲奈、帰ろう」
『うん、見て居られないね。ヴィランって怖いね』
黒霧の体に入り、ワープした。バーには誰も居ない。
僕と玲奈が一緒に使っている部屋に入った。
『出久……』
「ヤらせてもらうよ?」
また僕らは快楽に堕ちていく。
君の喘ぎ声が僕に快楽を呼んだ。
好きだ、玲奈。