第4章 保須市でデート
僕は目を覚ました。自分たちが裸になっているのに気付いた。
僕はユニットバスでシャワーを浴びて、眠っている彼女のために食事を頼んだ。
玲奈に布団を掛けてやると、彼女は目を覚ました。
『出久、おはよう……』
「おはよう、玲奈」
彼女はあんなことをしても笑ってくれた。そんな君が僕は大好きだ。
頼んだご飯を食べた後、僕らは着替えて外に出た。昨日言っていたショッピングモールに行く予定だ。
玲奈は初めてのショッピングに胸を弾ませている。そんな彼女が可愛い。
『どこから回ろうかな……』
彼女にとって大きく見えるショッピングモールに目をキョロキョロとさせていた。
もうちょっと大きいショッピングモールはあるけどね。
「服屋行かない?僕の服も無いし、玲奈の服も見よう」
『うん!行く行く!』
男女の服が売っている服屋に向かった。個性によってはオーダーメイドしてくれる。
『出久はこういうクールな物も似合うよね。髪型変えたっていうのもあるけど』
たくさんの服を手に取り、僕の体に合わせてくる。見てて可愛いから別に構わない。