【HELLSING】Eternitate...【アーカード】
第4章 SYMPATHY
今の轟音…アーカード様があの黒い銃で撃った弾丸ってこと?
し、信じられない…!
銃火器についてはよく知らないけれど、あれは手榴弾とかもっと大きな砲弾みたいなのの威力だとーー…
「素晴らしい反射神経だ」
アーカード様がおもむろに椅子から立ち上がる。
やっぱり血まみれだわ…。
いくらヴァンパイアと言えど、そんなに撃たれていたらいつか倒れてしまう…。
「言ったはずだ!私を今までの連中と同じに考えるなと…。私は貴様たちの能力を全て備えている。いや!それ以上だ」
アーカード様はヒューと口笛を吹く。
そ、それ以上って…!
アーカード様より強いってことじゃない…!
や、やっぱりあの男…ただ者じゃなかった!
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