• テキストサイズ

【HELLSING】Eternitate...【アーカード】

第8章 MISUNDERSTANDING





「アーカードとはどうだ?」


うっ…。

インテグラ様…それ、今の私にはちょっと地雷かもです…。


「ど、どうとは…?」


変な汗をかきながら歪な笑みを貼り付けて聞き返す。


「アーカードがお前と関係を持ってから、お前のことでモチベーションが乱高下だ。奴が任務の要である以上、こちらとしては不安の種でしかない。とは言え、そこらへんのことは私じゃどうしようもできんからな」

「…はい」


アーカードと私の関係…。

なんだろう?

インテグラ様とアーカードの関係に比べたら私とのものなんかーー…


「主人と従僕というただそれだけの関係では、アーカードの心の内の問題には…」

「そうでしょうか?」


インテグラ様は葉巻タバコに火をつけようとしてその手を止めた。


「お二人の関係は…それだけではないように思えます」


インテグラ様、目をぱちくりさせてきょとーんとしている。


「それだけの関係でない…と言うと、なんだ?私と奴の間にお前と奴のような…そういう関係があると言いたいのか?」


_
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp