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烏野高校排球部!

第2章 烏野高校排球部!


「――騒がしいなバレー部、まさか喧嘩じゃないだろうね?」

田「ゲッ...教頭!!」

菅(”先生”っ!)

田「せんせいっ!!」


このタイミングで教頭来ちゃったよ...

澤「喧嘩?まさか!切磋琢磨ってやつですよ!なっ?」

必死に澤村先輩がフォローを入れ、私に同意を求める

『え、あっ、はい!切磋琢磨です!』

怪訝そうな顔でこちらを見る教頭


日「サーブ。」

影「?」

日「打てよ。....お前のサーブ、去年は1本しか取れなかったからな」

ビシッと影山くんを指さしてそう告げる日向くん

『ちょっと...二人ともいいかげんに落ち着いたらどうなの...』

あまりに話を聞かない2人にそう声をかけるが、完璧にスルーされる

日「もう、去年までのおれとは違う」

影「....去年とは違う...か」


影山くんはぼそりと呟いて、ボールを掴む

影「そうか。俺だって去年とは違うぞ」


『今、笑った...』


澤「コラコラ君達、勝手な事はやめなさいね」

そして横でも澤村先輩がニコニコ笑いながら止めに入っていた

ひぃ...!澤村先輩の笑顔が怖い...!

まわりが見えてない2人は、そんな澤村先輩にも気づかず、勝負をはじめようとしていた



ダンッ!ダンッ!とボールを打つ音が体育館に響く

影「行くぞ」

そして、ボールを高くあげサーブを打つ


『ジャンプサーブ...!』

ドッと力強いサーブが日向くんの元へと打たれる

日「ヒィッッ」

その威力に思わず日向くんはボールを避けた

『威力すっごいな...』

影「―――それのどこが去年と違うんだ」

そう言われ、ムッとする日向くん

日「――――もう一本」

影「...」


再び影山くんのサーブが放たれる


ドッ

ボールに素早く反応し、正面でレシーブを打つ

影「!」

菅「反応早いっ」

誰もがレシーブが成功すると思った瞬間

日「ほぐっ!!」

ボールは日向くんの腕から顔面をバウンドし、方角をギュンッと変えて飛んで行った



『あ』






ドゴッ!!


――――――教頭の頭へと

影「ヤベっ!スンマセ...んっ!?」

ふぁさっ....

全「!!!!!!!」
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